前田健太がカブスとマイナー契約 メジャー復帰に向け準備進行中 今永昇太&鈴木誠也と同じチームへ

タイガースからDFA(メジャー40人枠から外す措置)を受け、自由契約となっていた前田健太投手(37歳)が、シカゴ・カブスとマイナー契約を結んだことが、15日(日本時間16日)に発表されました。
彼の代理人によると、複数の球団が前田に興味を示していたということです。前田は、カブス傘下のマイナーリーグで試合に出場し、調子を上げていく予定で、準備が整い次第メジャーに合流する見込みです。もしメジャー昇格が実現すれば、カブスには今永昇太投手(31歳)、鈴木誠也外野手(30歳)に続く3人目の日本人選手が在籍することとなります。
前田は日本のプロ野球である広島東洋カープでエースとして活躍し、2016年にロサンゼルス・ドジャースに移籍しました。主に先発投手としてチームを支え、ポストシーズンではセットアッパーとしても活躍し、2度のワールドシリーズ進出に貢献しました。ドジャースでの4年間で47勝35敗、防御率3.87という優れた成績を残しました。
2020年の春キャンプ直前にミネソタ・ツインズへトレードされ、4年間在籍し、18勝14敗、防御率4.02という成績を残して、投手陣を牽引しました。
2024年からはタイガースに移籍しましたが、昨年は3勝7敗、防御率6.09と自身のキャリアで最も厳しい結果となりました。先発復帰を目指していた今シーズンも、開幕から先発ローテーションに入ることができず、中継ぎとして7試合に登板して防御率7.88という結果でした。